日本語歌詞

 

凍る雨、焼き尽くされた祈り、抉られた瞳

血塗られた空しか見えない

闇の扉に吸い込まれ堕ちていく

猜疑心の濫用

 

這い回る虫たち

背中に纏わりつく冷笑

自らの腕を、脚を、首を切り裂くことでしか断ち切れない

あまりにも多くを疑い過ぎたんだ

 

赤黒く焼け爛れた手で雷光の空を仰ぐ

苦しみに耐えられない

叫び声が尽きない

秩序の破滅など願わなければよかった　

朽ちてゆく姿を見ずに済んだのに

 

貶められる自己、蔑まれる思想、否定される感情

道は全て閉ざされた　

歩くための足すら砕かれている

蔓延する恐怖、蓄積する絶望　

祈りの濫用

 

バラバラに砕けた精神が散らばる鏡の中の地獄

突き刺さった無数の針は真実の代償

溢れ出す絶望、流れゆく悔恨

 

どうしても誰も信じられなかった

心の闇を知られるのが怖かった

理性の崩壊など願わなければよかった　

あなたの蔑む瞳を見ずに済んだのに　

 

この体が塵となる最後の瞬間の叫び

共に堕ちる運命を与えられたことを悔やむ

失うまで気づかない

  

傍らに横たわる変わり果てた姿

黒い骸の瞳を見つめ、

血塗られた世界で最後の想いを浮かべる

この苦しみも憎しみの全て偽りなのだと