Flash of Calamity

日本語歌詞

作詞/祈山 憂介

 

精神と肉体を融解する幾筋もの閃光

腐敗と崩落を引き起こす

孤独に打ち震える 残された最後の隙間

指先から序々に侵食し自由を奪い蝕んでいく

いくつもの欠片に分かれた精神が異なる過去を描く

 

手足を縛り付け 精神を圧縮する

最後の1つになるまで終わらない

中身を失った肉体が無残に彷徨う

切り落とされた腕が羅針盤の針のように回る

 

いくつもの精神が並ぶ 暗闇に覆われた部屋

狂気に満ちた自分の叫び声が聴こえる

悲しい過去を閉じ込めながら切り刻まれていく心

際限のない苦しみの果てにたどり着く

傷口を抉り 傷の中に傷を作る

 

柔らかな光の中に静かに溶けていく

肉と骨が入り混じったドロドロとした液体

悲しみと怒りが抽出される

精神の奥底に打ち捨てられた陳腐な感情

思考する余力も残されていない

 

朽ちた人格を拾い集め青い業火に流し込む

最初の2人目は思い出せない

汚く変色した精神を引きちぎる

切り落とされた頭は祈りの言葉を唱え続ける

 

天から降り注ぐ漆黒に輝く楔のような閃光

分割された精神が互いに見つめあう

削ぎ落とされた感情は糸となり紡がれる

痛みから逃れるための方法