Tyrant

日本語歌詞

作詞/祈山 憂介

 

凍てつく心は手を下すことをためらわない

逆らうものは全て粛清していく

冷酷に首を斬り落としていく

誰もが恐れる暴君

どんな命乞いにも耳を貸さない

顔は生気を失っているが眼は鈍く光っている

 

かつて思い描いていた完璧な世界

消し去ってしまった数多の命

悲しみで息が苦しくなる

絶え間ない不安

 

自らに降り注いでくる、人々の苦痛と憎悪の感情

押しつぶされてはならない

進み続けなければならない

叫び声が頭の中で響いている

抗うものに屈しない

どんなに血塗られた道であろうと

 

反逆者の命に重みや価値などない

全ては自らの使命を果たすため

邪魔をする者は全て排除する

牢獄にはうめき声が響く

やつらはウイルスのように繁殖し感染させていく

残らず根絶やしにするのだ

 

満たされない心

偽りだらけの進言

悪夢にうなされる夜

闇に堕ちる未来に失望する

迫りくる恐怖

 

自分は間違っていたのだろうか

何故誰も理解してくれないのか

残ったのは亡者のような人間だけ

築いたのは理想の世界ではなく屍の山だけだった

私は死の国の王となった

 

全ての者が自分に敵意を向けている錯覚

自分がしてきたことの報いなのだろうか